こんにちは。今回はコロナに感染してしまった方へ、
実際に感染した私がその経験をお伝えできればと思いこのブログを作成しました。
少しでも感染してしまった人、身近で感染者が出て心配している方達の役に立てればと思います。
※もし、身近で感染してしまった方がいたらこのブログを共有してくださると嬉しいです。
症状は?私が1番辛かったのは〇〇
症状は主に熱(頭痛)、悪寒、咳でした。味覚や嗅覚もなかったです。
最初はただの風邪だと思って、自宅で安静にしてひたすら寝ていたのですが、一向に良くなる気配がありませんでした。
特に熱が下がらず、快方の気配もありませんでした。38.5℃の熱が1週間ずっと続き、「これ一生続くのかな?」とすら思いました。
流石におかしいと思い、近所の病院に行き、病院でそのままPCR検査を受けることとなりました。
翌日院長から検査結果の連絡を受け、私の戦いは始まりました。
「○○さん、残念ながら新型コロナ陽性だったんだよね。保健所から改めて連絡がいくと思うからそちらの指示に従ってもらうようにね。お大事にね。」
まさか自分が、、感染者減ってきていたのに。ほんとに??と最初は信じられませんでした。
しかし、何よりも私の心をざわつかせたのは「誰が濃厚接触者なのか」ということ。
自分の体調よりもそっちの方が気になってしまいました。コロナに感染して一番つらい事それは
「周りの方に迷惑をかけてしまう」事でした。
※こちらについは後程説明をします。
陽性発覚後の手続きやスケジュール。入院のために必要な物は?
私はその症状から保健所の提案を受けて入院をしました。検査、入院、退院までの一連の流れを時系列的に並べると下記の通りです。
①病院で検査
②【翌日】検査結果の連絡
③保健所からの連絡
④入院決定
⑤準備
⑥【翌日】入院先の情報の連絡
⑦家に迎えがくる→入院
陽性判定が出た後は、すぐに保健所から連絡が来ました。感染経路、濃厚接触者の有無、家族の症状などを話しました。
とにかく行動履歴や個人的な情報を根掘り葉掘り聞かれます。そしてここで濃厚接触者が決まり、保健所から連絡がいくという流れになってます。
その電話で入院が決定(ほぼ向こうの判断ですが。)。翌日入院しました。
入院の為に準備するものは、下記の通りです。
1、保険証
2、着替え(病院着は有料で利用したので、下着がメインです。元気になってくるとシャワーも浴びられます。)
3、現金(これは入院した時に細々した買い物がある場合に使うお金です。※私は看護師の方に飲み物を買ってもらいました。)
この3点があればまぁ大丈夫だと思いますのでご安心ください。
具合の悪い中、色々準備するのは本当に大変だと思います。
私は妻に全部用意してもらいました。妻よ、ありがとう
検査、入院など金銭的な負担はどれくらいなのか?
検査費用や病院によりけりですが、私が今回のコロナ感染で掛かった費用は下記の通りです。
・PCR検査 10,000円
・入院時のアメニティ 4,000円
(私が入院した病院では、病院着、歯磨きセット、コップ等のアメニティが1日500円で利用出来るシステムでした。
こちらについては病院によりけりですので、確認が必要ですね。)
・入院時の飲み物代 1,000円
以上、全部で15,000円程度です。
入院費用はすべて公費にて賄ってくれるので、実負担は思っている以上に少なく、助かりました。
※自身のPCR検査は実費でしたが、濃厚接触者の検査は公費で賄う事が出来ます。
ですので家族や濃厚接触者の方の検査は無料で済みました。
病院での生活は?どんな薬を投与したのか?
入院している時の写真は下の通りです。
入院はしましたが幸い私は重症ではなく中等症でした。
◼️中等症2
1、酸素投与が必要2、酸素飽和度93%以下
◼️中等症1
1、呼吸困難、肺炎の所2、酸素飽和度93~96
これの中等症1だったようです。※呼吸困難というほどではなかったので、中等症1と軽症の間くらいだったのでは?と思います。
ですので、後述の薬「レムデシベル」の投与もあり、すぐ体調は良好に。最後の方は元気な人がただ病院にいる。という状態に笑
入院中の生活は特にする事は無く、体温と血圧測定以外はほぼ寝ているだけでした。(そりゃそうだ。)
元気になってきた時は、シャワーも浴びさせてもらいましたが、、しかし入院というのは暇なものですね。
個室でずっと隔離状態で過ごしたので、ずーーーっと一人ですし。スマホかテレビ観るくらいしかやる事がありませんでした。
余談ですが、なんとこの病院のコロナ患者は私だけでした。年末年始に不幸な患者だな。と思われたと思います(笑)
入ってくる看護師さんは万全な防具を身にまとい、確りと感染予防をして看病してくれました。
いちいち防具するの面倒臭かっただろうなぁ、と思います。それなのに看護師さん一人一人が本当に優しく接してくれて。ありがとうございました。
話が脱線しましたが、投与した薬について説明します。私が投与(点滴)したのはレムデシベルでした。
副作用の可能性がある薬なので、同意書を書いてから点滴をしました。
最初は不安でしたが、全然副反応は無く、みるみるうちに体調は良くなりました(本当に良かった。)
※初めて「レムデシベル」の投与(点滴)をする時は5分ほど看護師さんが付きっきりでいてくれました。(副作用が起きた時にすぐ対応できるようにです。)
レムデシベルの効果もあり、体調もすぐ良くなり、結果約一週間で退院する事が出来ました。(なんとか年末のカウントダウンに間に合いました。本当に医療従事者の方には本当に感謝しかありません。)
辛いのは症状だけじゃない?濃厚接触者は誰なのか?
無事退院は出来ましたが、
新型コロナで一番つらいのは、何といっても家族や濃厚接触者、また会社の上司同僚、ご近所等、関わる全ての方に迷惑をかけてしまうという事です。
これが何よりもつらかった。
※私はコロナの症状が軽症で済んだ為、そう思っているのかもしれません。決して重症しない病と言っている訳ではございません。実際に症状もつらかったので。誤解の無い様お願い致します。
今回、私の濃厚接触者は5人でした。
まずは一緒に暮らしている家族3人。そして取引先の2人。
家族にも申し訳なかったですが、取引先の方々に連絡をするのが本当につらかった。
大変な迷惑をかけてしまいました。(時期も最悪です。)
濃厚接触者は接触の疑いがある日から2週間の自宅待機要請を受けます。
2週間も家から出られないなんて本当に迷惑だったと思います。
それなのに、私の体調を気にしてくれた〇〇さん。「全く気にしないでくださいね。病院で暇だったら連絡ください!」ってどれだけ良い人だよ。本当にありがとうございました。涙が出るほど嬉しかったです。
濃厚接触者は厚生労働省HP中で規定がされています。それが下記の通りです。
□陽性者と同居している人
□陽性者と長時間接触した人(車内、航空機内などを含む。機内は国際線では陽性者の前後2列以内の列に搭乗していた人、国内線では周囲2m以内に搭乗していた人が原則)
□適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた人
□陽性者の気道分泌液や体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い人
□マスクなしで陽性者と1m以内で15分以上接触があった人
※今回の取引先のお2人は30分ほど飲食をしてしまった為、濃厚接触者となってしまいました。
逆に言えば、今後コロナになった時に迷惑を掛けたくない人、濃厚接触者になりたくない人は上記の事をしなければ、防ぐ事ができるということです。
私も一緒に食事する時はパーテーションのある店を選んだ方がいいのか?など今後のコロナへの向き合い方を考えるきっかけになりました。
コロナに感染したあなたに。最後にメッセージ
長々と説明をしました。ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます。
最後に、コロナに感染してしまった人へ私からメッセージがあります。
感染してしまったことで、体調も辛い中、それ以上に本当に周りの人へ迷惑を掛けてしまったと、落ち込んでいる方がいるかもしれません。
※実際に私の妻と子どもは陽性となり、子どもの学級は2週間の自宅待機要請、検査対象になりました。本当に恐ろしい病気です。
しかし、あなたに全てその責任があるわけではありません。あなたが感染したということはあなたに移した方もいるわけですし。
その方も移したくて移したわけではありません。
そもそも感染を拡大させようと思っている犯人がいるわけでもありません。感染者=悪者
ではなく、恨むならウイルスです。だから、落ち込まないで下さい。
みんなで戦いましょう。
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